日本横断の旅 Vol.29 本州最南端 潮岬を目指して紀伊半島を南下！
2023.05.03 (水)
JR新宮駅〜周参見駅
距離100キロ 獲得標高1000m
旅レポDAY3
夜中に蚊に起こされました、騙し騙し体を休めて起床は4時
最終日でボチボチ疲れてますが安全第一に急がず進んで行きます。
4時40分にスタート 新宮市役所の前で1枚
スタートして直ぐにチェーンから鈍い音がして止まって確認すると、
完全に外れて、ペダルを回す事すらできない状態に。
近くにファミマがあったので灯りの前で引っ掛かってる所を外そうとしますが固くて取れません。
一瞬ヒヤッとしましたが、無理矢理引っ張り2分後には取れて無事に事なきを得ました。
手は真っ黒になりファミマでよく洗います。
アクシデントの為にも軍手は必須ですね。
最終日は周参見駅(すさみ)をゴールの設定にして100キロの予定です。
事前に調べて周参見手前にある、
温泉でサッパリ汗を流してから帰宅を目指します。
走り出してまもなくすると、後方から朝日が昇ってきました。
最終日は雲が多めですが、腕の日焼けも凄いので
曇っていてちょうど良いくらいです。
やはり海と朝日の相性が抜群ですね。
日の出から1時間は写真を撮るのに夢中
新宮市内から那智勝浦の漁港、太知町の自転車道を走り
くじらの博物館、落合博満野球記念館などを通過します。
通り周りしながら本線の国道42号に戻ってきて更に南下していきます。
途中、きれいな 「ゆかし潟」といわれる海だそうです。
少ないですが避難タワーも圧倒的に足りないように感じます。
もし東日本大地震のような津波が来たら、
和歌山県、三重県の沿岸は壊滅的な被害が出ることが予想できます。
そして7時過ぎに本州最南端の町、串本町に入りました。
今回の旅、本州最南端がある 潮岬(しおのみさき)がある町になります。
焦る気持ちも半分、疲れも半分 頑張って潮岬へラストスパートです。
海岸沿いに出るとテンションもあがり、途中でそれらしき岬があり記念に写真も
結果的にこの島は隣にある紀伊大島で違う岬でした。
スタートして4時間、ようやく串本町にある本州最南端の潮岬にまでやってきました。
岬には綺麗な芝生の上にテントを並べてキャンプしている家族も多くいます。
標識から100メートルのところに記念碑があります。
我が家から700キロ離れた目的地に到着して感慨深いものがありました。
言葉には表せない達成感を感じつつ、更に先に進むために滞在時間10分
次の目的地の周参見へ気持ちを切り替え
30キロ先にある温泉に入る事を目的に北上し始めました。
北上してからクライムプロの起動が多くなります、
50メートル前後と大きな峠ではありませんが小刻みにアップダウンを繰り返してやってきます。
流石に疲れもありますが、温泉を目標に最後のラストスパートです。
この辺りからチャリダーも現れはじめました。 ５/3GW 初日ですね。
そして30キロを約2時間かけて
すさみ町に到着、日帰り温泉に向かうと入り口に諦めてくる人が…
すみません、入れませんでした⁈と聞くと
10時ー12時が清掃の為入れなく…ガーン😨
口コミも高く、この二日間温泉に入っていないのでかなりの落ち込み具合いです。
気を取り直して、道の駅でプレミアムソフトクリームを食べてゴールの周参見駅に向かいます。
恋人岬、伊豆でも見たような気がします、相変わらずこの日も快晴に。
そしてついに目的地の周参見に。
この日はイノブタダービーと言われる
街最大イベントをしていて、海水浴場や駅は人がごった返しておりました。
3日間の疲れと共にお風呂に入れる無かったという失望から
とても祭りを寄って行く気にはならず
自分は隅で片付けて、トイレの水道で汗を流して12時58分発の特急くろしおで関西空港へ。
帰りもバタバタでしたが何とか21時過ぎに自宅に到着しました。
終わりに
3日間で350キロ、獲得標高3000メートル
かなりハードでした！
海、山、川とバラエティーが豊富で景色も良く、
車のストレスは熊野市から新宮市までら交通量が多く感じましたが総じて走りやすかったです。
今回は食に関しては感動するような食べ物には出会いませんでしたが笑
伊勢名物の赤福は家族から美味しいお土産と喜んで貰えました！
今回のベスト3は
1,伊勢神宮で感じたパワー
特に外宮に入って特別な空気は、今までに感じた事がないほど 気を感じました。
2,伊勢市から熊野市までの伊勢路
四方を山深い山や川に囲まれて全身からエネルギーを感じられました。
3,最終目的地の潮岬に辿り着いた達成感はやはり格別の物があり、ついに太平洋岸自転車道も最終章に入ったような気がしました。
この先はいつになるか未定ですが、和歌山市加太のゴール地点を目指したいと思います！
心残りはタイミングが合わず志摩半島、温泉に行く事が出来なかったので、いつの日かチャンスがあれば再来かなと。
走行ルート
日本横断一筆書き 合計 走行距離5,068キロ
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