百名山にチャレンジ!3座目 <甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根ピストン>
2024.10.14 (月曜)
尾白川渓谷駐車場ー黒戸尾根ー甲斐駒ヶ岳ー黒戸尾根ー尾白川渓谷駐車場
18キロ、獲得標高 Up2513, Down2520
日本百名山の著書 深田久弥氏いわく
日本十名山を選べと言われれたとしても、
甲斐駒ヶ岳は必ず入れるといえるほどの名峰で
標高700mから約3000mまでの急登は富士山以外はなく
日本アルプスで一番辛い登りでもあり、一番綺麗な頂上でもあると例えております。
古くから山岳信仰の山として数多くの石仏や祠が点在しており歴史が感じられるとのことで
行くまえからテンションが上がってくるとの同時に
不安と周回できるかワクワクした気分で土日を過ごしていました。
では 行くまでのくだりはコチラ↓
10月、3連休の体育の日 どこに行こうか、久々に自転車に行こうか
待てよ、天候も良さそうで前回同様にUさんを誘って
ダメだったら自転車にしてOKだったら山に行こうと決めて
誘ってみると、毎回のように即答でOKを頂き
今回は日本三大急登がある、名峰 甲斐駒ヶ岳へ行くことに。
できればピストンではなく、周回ルートでルートを作成して
尾白川渓谷駐車場ー黒戸尾根ー甲斐駒ヶ岳ー烏帽子岳ー大岩山ー日向山
で予定して時間管理をしたところ、夜中の2時スタート・・・・
あまりにも早かったので3時スタートを目指して自宅を0時に出発します。
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予定通り2時40分に尾白川渓谷駐車場に到着しました。
100台ほど停まれる駐車場は2割いるかどうかという閑散とした状況でした。
軽くエネルギーをチャージして、身支度を済ませて
いざ出発!
スタートは3時8分
甲斐駒ヶ岳の到着目標時間はおおよそ7時半前後!
日本百名山の著書 深田久弥の気持ちにも寄り添って
噛み締めながら当時の人たちはどんな気持ちで
登っていたのかを感じながら楽しみたいと思います。
最初の目的地は七丈小屋を最初の休憩所にしてガンガン進みます
真暗でしたが、新品のヘッドライトと自転車のライトのW体制で前方を進みます。
2人だったので怖さはありませんでした。
さすが3大急登の黒戸尾根、最初から勾配がきついです。
黙々とコースを探しながら進んで行って、1時間ほど経過したあたりで
1合目(1270m)が出てきました・・・・・
500mほどアップ
1時間で1合目ってどういうこと?? 頂上まで10時間かかっちゃうのかな
5時時ごろになると、明るくなり始めて 視界が開けたところで横を見ると
5時20分
おおっ 富士山!!!
さらに登って
5時30分
雲海が綺麗で朝もやがとても幻想的です。
【刃渡り】 特に注意が必要です。
両端は切り立った崖になっており一番ヒヤッとした鎖場でした。
その後からは梯子も出てきて高度をどんどん上げていきます。
4合目の最後は 思ってもいなかった下りがあり50メートルほど
下がりたくないなーと思っていたところに5合目がありました
6時15分
完全に日が上がり、
5合目からは頂上が見えてきました。 紅葉も綺麗です。
このあとからは鎖と梯子の連続が続きます
懸命に登り続けて当初予定していた休憩スポットの
七丈小屋(2364m)についた時点で既に7時になっていました。
この時点でUさんの足取りが少しづつ遅くなり、
きっとこの後は周回は厳しそうだなと頭をよぎり始めました。
ベンチに腰をかけてトイレ休憩と軽食を食べて滞在時間は10分ほどで
再スタートです。
七丈小屋からが森林限界を超えてメインといって良いほど、
景色が抜群によくなりますが険しさも続きます。
トレランなら1時間もあれば頂上までいけますよと声を掛けられましたが
とても1時間では着きそうもありません。
あまりに景色が良すぎたので
しばし 写真タイムへ
8時45分
そろそろ頂上まであと少しというところ
そして8時50分、
無事に頂上に到着 スタートして5時間40分
(予定していたより1時間以上遅い)
山頂からの景色は格別で雄大な山々が一望できます。
それと同時に厳しいコースを克服したときの達成感はめちゃくちゃ気持ちい。
とくにここからの景色
鳳凰三山の後ろにある富士山
仙丈ヶ岳、
八ヶ岳はもちろん 北、中央アルプス、妙高山まで見られるほど
遮る雲がひとつもない快晴で気持ちが良いです。
遅れること10分程でU氏も合流して 一緒に記念写真を
頂上で40分ほど滞在して、二人で今後のルートを相談して
二人の意見は一致してこのまま来た道を引き返すことで合意し
下山をすることに決めました。
残念ではありますが、無事に帰宅することが大前提で仕方がありません。
9時20分に頂上を後にして
10時30分に 七丈小屋を通過 下り始めて1時間ほどでしょうか。
11時55分 4合目
【刀利天】12時10分
【刃渡り】下り
ここからは長い下りが2時間弱・・・・・・
真夜中に登って正解 って思えるほど
前半部分の登りが最後になって疲れが出てきました。
下っていて、日帰りで行く人は余程の健脚でないと辛いなと。
それもそうでだよね、
4合目の2000mから700mまで一気に下る訳ですから
13時54
無事に駒ヶ岳神社に到着
トイレに寄って着替えもせずに車に乗り込み 尾白の湯へ
滞在は20分ほどで 汗を流して
大渋滞の中5時間掛けて帰宅しました。
<コメント>
天候も最高で満足度は高かった、しかし周回ができなかったのは残念でした。
三大急登ということあって登りは長い
3時から登りはじめて7時過ぎには着くかなと予測しましたが
頂上に到着したのは8時50分 予定より遅れた。
気候は暑くもなく、寒くもなくコンディションは良好
健脚なら1日で往復できるが、かなりペースが早くないと帰りが日没後もありえる。
体力が底をつく可能性もあるので初心者には日帰りは難しいかなと。
今回久しぶりにナイトハイクをしたが、一人ではなかったので怖くはなかった。
装備も少しづつ増えてきたので、次回以降もチャレンジしていきたい。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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