Vol.71 霊峰恐山、自転車で登り詰めた先に見た絶景!

2025.07.21 (月曜日)

むつ市ー恐山ー新青森駅 132km 1148up

最終日

3:30 起床

4:07 ホテル発

恐山霊場まで 14キロ

のんびりと登っても6時前には着きます。

実はこの日は恐山大祭という重要な祭りが行われる日であり

特にこの祭り期間に行われる 

いたこの口寄せ がとても有名のようです。

いたこが亡くなった人の魂を自らの体に降ろし、その声やメッセージを伝えるという

とても不思議な経験ができるということで、チャンスがあれば

ぜひ、チャレンジしたいと思い 今回の旅のハイライトの一つにしておりました。

4:40 朝日が登ってきました、ここまで綺麗な朝日は久しぶり

上り出して1時間 がが立ちました。

5:15 こちらは

恐山冷水(おそれざんひやみず)です。

言い伝えがあり 1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返る

という不老水の言い伝えがあり、

山道を登ってきて喉が渇いていたので ガブ飲みしました。

注意書きがあり 【自然の沢水です、ご注意下さい】

あとあと、このガブ飲みが痛い目にあうとは思いもよらず・・・

5:27 ついに 霊場恐山の敷地に入ります

門をくぐると、下りはじめました

しかも、急勾配の下り… 

数分で一気に200m下がり

着きました〜

宇曽利山湖(うそりやまこ) 恐山の中央に位置するカルデラ湖です。

風が強くて波を打ってましたが、とても神秘的です。

5:32 三途の川 この世とあの世への架け橋とされ悪人は渡れないという

言い伝えがあるようです。

ゆっくり進んで

5:45 入り口、15人位、並んでます

自転車を置いて、準備して入り口に向かうと

6時前ですがオープンしている

少し出遅れた感がありますが

お目当てのイタコさんはどこにいるのでしょうか

辺りをみても、どこにも

それらしき看板がありません

先に進むと、温泉があるので

汗をかいたので、まずは温泉へ

熱々ではなく、長湯できそうなほど

ちょうど良いお湯加減で長湯ができそうですが

硫黄臭も強く長湯はよくなさそうなので5分ほど

撤退します!(Instaより)

どこでいたこが行われてるかわからないまま

霊場恐山をぐるりと一周します。

今までいた人はどこに行ったのでしょうか。

どこまでも広がる荒涼とした風景の中に風の音や鳥の声だけが響き渡ります。

積み上げられた石や風車、地蔵などが点在するのを見ると、

そこが死者への供養の場であることを強く実感

こんなに大きな敷地の中ですが、人は歩いておりません。

そして

荒涼とした「地獄」の風景を抜けた先に現れる、

まるで別世界のような美しい場所が近づいてきました。

硫黄の匂いが立ち込める「地獄」の風景を抜けた先に、

突如として現れるコバルトブルーの湖面と白い砂浜は、まさに言葉通りの「極楽」です

日常の喧騒から完全に切り離されたような、清々しい気持ちに。

1時間弱 入り口に戻ってくると

イタコの看板が

中を見てみるとー

えー  30人は並んでいるー

諦めました。

7:15 恐山を出発

来た道を引き返します。

恐山に入る直前の急勾配の上りですが

さすが漕げません押して進みます。

9:04 横浜〜?

目的地の青森まで88キロ

後ろの山が恐山

10:13 道の駅よこはまで ホタテ焼き

道の駅にはチャリダーがいて話しかけると北海道まで行くそうです。

ほたてのお味は身が引き締まっていてプリッとした弾力のある食感で

塩分を干していたのでとても美味しく頂きました。

この日、1日言えることなんですが アップダウンがめちゃくちゃあります。

むつ市から野辺地までの間、フラットな道に見えたのですが ほぼフラットではなく

細かいアップダウンがずっと続き体力が奪われていきます。

12:01 のへじ海浜公園で 休憩

ベンチで横になります

12:40 野辺地の漁港でランチ

野辺地から観る、恐山

沢山の風車

15:06 市役所分署で休暇

17:04 新青森駅到着

18時25分発の1時間前に駅に到着

4日間で450キロ 4000m upあって暑さもあり

恐山からの帰りは集中して帰ることに専念

特に野辺地からの国道4号は道も狭くてトラックも多く走っていて

神経を使いました。 

今回も予定通り、無事に行きたいところに行けたので大変満足した

チャリ旅でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

日本横断一筆書き  合計 走行距離8, 589キロ