日本横断の旅 Vol.22 宮城県の被災地を巡る旅
2023.03.12(日曜) JR新地駅~石巻駅
シロウトチャリダーレベル★ ★ ★ ☆ ☆
シロウトチャリダー絶景★ ★ ★ ☆ ☆
復興ライドの2日目は常磐線 新地駅から石巻駅までの約100キロ
自転車旅で初めて宮城県に突入します。
ルートは仙台空港 震災遺構荒浜小学校、日本三景の松島を通って石巻駅を目指します。
16時55分発の列車に乗るというプランを立てホテルの朝食を食べてからゆっくりスタートします!
旅レポ
前日の就寝が早く5時前に起床し朝食が6時開始の為出発の準備をします。
この日は生憎の曇り空… 朝日は期待できません。
●ホテル3階から海の方角 5:58
オープンと同時に食堂へ、品数豊富なバイキング形式の朝ご飯を食べます。
朝食込みでこの値段はお得でした。
朝からとてもボリューミーで豚汁風の噌汁も熱々美味しくて完食。
●ホテルで朝食 6:03
食堂も綺麗で グループライドにも超おすすめの宿です。
ここに泊まれば、温泉 食事と十分満足できるホテルです!
そして6時30分に宿を後にして最初は40キロ離れた仙台空港を目指します。
●2日目 出発 6:28
走り初めて10分もすると宮城県に突入します。(横断の旅、15県目になります)
気温は8℃で薄着だったので寒かったです、内心失敗したなと思いました。
●宮城県突入 6:40
そしてすぐ近くにあることが気付きませんでしたが、
震災遺構中浜小学校があり、もちろん寄っていきます。
●震災遺構 中浜小学校 6:50
屋上の小屋裏で90人の人達が一晩過ごしたそうです。
朝早くて、中には入れませんでしたが十分詳しく解説が載っております。
奇しくも、同じ3.12ですが屋上の小屋裏で一晩過ごしたそうです。
下の写真の一番右上が小屋裏で一晩過ごすにはとても寒いです。
外からでも十分に津波の怖さが分かります。
10分滞在して先に進みます。
宮城県に入り、国道38号は直線で勾配がなく車の数も少ないので走りやすいです。
両側は津波の影響もあるのでしょうか、 本当になにも無く荒野が続きます。
お店や自動販売機すら全くありません。
仙台空港を目指してひたすら北上して阿武隈川を越えた辺りで海岸線に出てます。
阿武隈川を越えて 海岸線の直線通りにでます。車も通らないため走りやすい。
ホテルを出発して2時間ほどで仙台空港へ
仙台空港にも震災の際に津波が来て麻痺していたのを思い出しました。
●仙台空港 8:33
海からは500メートル位しか離れていないので納得です。
海の方から飛んできた飛行機が目の前をタイミングよく着陸しました。
相変わらず、空は朝からどんよりと曇り空。
震災復興伝承ルートと記載がある、サイクリングロードを進み、ようやく仙台市内へ。
そして必ず行きたかった 震災遺構荒浜小学校へ
9時30分のオープンに合わせて ジャスト10分前!
●荒浜小学校 9:20
9時30分のオープンに合わせて10分前に到達
屋上から見る海 (500メートルほどでしょうか)
こちらの小学校の生徒も屋上へ避難して助かったそうです。
昨日から津波の被害をみてきましたが
なるべく早く高い位置に避難することの重要性を学ぶことができました。
いつ・どこで・起こるかわからない地震・・・ 最善の行動を取るべきですね。
勉強になりました。
荒浜小学校には朝から大型バスや自家用車で多くの人たちが訪れておりました。
●荒浜小学校出発 9:37
そして目指すは 日本三景の有名な松島です。
距離にして20キロ弱、この辺りまで来ると交通量も増えてきて走りにくくなってきます。
今までが快適すぎました。
途中に妻のお義父さんが勤めていたキリンビールの仙台工場を通り
●キリンビール仙台工場 10:00
仙台市内の海岸線を北上して多賀城市、塩竈市を抜けて行きます。
そして、仙台市内から1時間前後で松島の入り口で写真を一枚。
自転車に乗りながらでも松島の景色を堪能しながら進みます。
●日本三景松島 10:54
松島のメイン処で昼食休憩と考えておりましたが
人 人 人・・・・・・
混み過ぎて、とても寄って行く気になれませんでした。
今までが快適過ぎました、箱根や江ノ島を歩いているような気になりました…
どこかで昼食にしたなーと 思いながらゆっくりすすんでいると 段々と市外へ・・・・・
漁港の目の前にあったの路面店が 目に入り 覗いていると 焼き牡蠣が気になりました。
●あかま水産で貝三昧 11:37
本当は カキフライ定食とか食べたいなー と思っていたのですが。
焼き牡蠣を注文、あまり得意ではないが・・・
せっかく来たのだから、焼き牡蠣にチャレンジ!
とてもクリーミーで濃厚で美味しかった。
他で移動して昼食する気になれなかったのでご飯物も追加注文!
あかま丼 (1500円)
1年分の介類を食べたような気がします笑
あかま丼の意味が分からなかったのでお店のお姉さんに確認するとお店の名前があかまだからとの事でした。
当分の間は 貝類は食べなくて良いかな・・・・ 良い思い出に。笑
日本三景の松島も横目でチラ見だけで、人混みを避けて 奥松島に向かうことに!
奥松島にある 大高森を目指します。
松島四大観 大高森から 松島の景色を観ることにしました。
松島のメイン所から1時間程で入り口に到着
標高が105メートル 距離が700m 楽勝って感じで小走りで走って登っていきます。
ダッシュ ダッシュ ダッシュ 💦
●大高森入り口 12:37
すでにここまで自転車で90キロ走った後なので脚にきますね。
8分で頂上の展望台へ 大高森から裏松島 ご覧ください。
おーーーっ ナイスビュー!!
天気が快晴だったらなーーーー 惜しい!
往復で20分で自転車に戻ってきました、
海辺にあった鳥居です、なんで砂浜にあるんだろうと疑問に思いながら
左手奥に見える20キロ先の石巻の街を目指します。
この辺で、完全に帰路の電車を14時59分に乗るプランでペダルを漕ぎます。
お風呂に入る事も想定して14時に日帰り風呂に到着するように向かいます。
そして14時前に石巻駅から2キロのところにある
元気の湯で立ち寄ります。
●元気の湯 13:57
汗を流して軽く温まり、お風呂の滞在時間は20分弱
日帰り風呂から5分で予定通り、14時30分に石巻駅に到着しました!
●石巻駅 14:29
自転車と新幹線の切符を購入して、アイスとコーヒーで休憩します。
帰りに仙台駅で仙台銘菓の萩の月を家族と一緒に旅行に連れて行ってくれた
友達家族へお土産を購入します。
仙台発の新幹線って混んでるんですね、乗り継ぎが良い新幹線は満席で2本遅らせます。
●仙台駅発の新幹線で東京へ 16:44
大宮で新幹線を降り新宿経由で地元の駅へ
締めは王将で野菜ラーメンを注文
熱々の野菜たっぷり、濃厚な味噌味と麺の相性がバッチリです。
美味しく頂きました!
●地元の駅で王将で夕飯 20:03
走行ルート
まとめ
3.11,12とこの福島、宮城県の被災地を巡る自転車旅は絶景は数多くありませんでしたが
今まででも最も記憶に残る充実した2日間でした。
トルコで起きた大地震を含めて、日本に住んでいるのであればいつ起こるかわからない地震の怖さに改めて知り、色々と考えさせられる事がありました。
自転車旅でこの太平洋側を北上してきて感じた事はとにかくフラットで車の数が少なく走りやすい。
特に茨城県日立市から仙台までは景色も良く、1泊2日でゆっくり走るには
★★★★★オススメです。
震災復興ロードトロピカルラインとでも名付けましょうか…
1人でも多くの人に行ってもらいたいです。
さあー石巻駅まで来ましたので
最低でも3日以上の時間ができたら三陸海岸を北上して行きたいと思います、というのは
この先は 500キロ 獲得標高6000メートルなので3日でも足りませんね…
いつになるかは分かりませんが、楽しみがまた1つ増えました。
以上、最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
日本横断一筆書き 合計 走行距離4,413キロ
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