5月下旬の会津駒ヶ岳へ。雪の下に眠る木道と圧巻の白銀稜線!

会津駒ヶ岳・中門岳 残雪期登山
実施日:2026年5月23日
ルート:滝沢登山口~会津駒ヶ岳~中門岳 ピストン
距離:14.26 km
タイム:4時間36分15秒 累積標高(上り):1,250 m
消費カロリー:1,908 kcal

奥会津の会津駒ヶ岳(2,133m)へ行ってきました。
会津駒ヶ岳といえば「天空の木道」が有名ですが、5月下旬のこの時期は山頂一帯がまだ深い雪の下。
麓の新緑から山頂の白銀世界へと移り変わる、残雪期ならではの素晴らしい景色に出会えました。
今回は、深夜発の日帰り弾丸登山!そのリアルな行程をレポートします。
05:00 滝沢登山口 駐車場に到着。朝5時でこの車の量!
眠気と戦いながら深夜のドライブを続け、
午前5時ちょうどに「滝沢登山口」の駐車場に到着。
「さすがに5時なら余裕だろう」と思っていましたが……
現地の駐車場を見てびっくり!すでに多くの車がズラリと並んでいました。

さすがは人気の日本百名山、皆さん始動が早いです。
滑り込みで無事に駐車スペースを確保できて一安心。
準備を済ませて5時15分出発!!

ここから山頂まで5.3km。新緑の階段からスタート!
麓の登山道周辺は、眩しいほどの鮮やかな新緑。
一歩足を踏み入れると、ブナの美しい森が優しく迎えてくれます……が、
「なだらかな湿原の山」というイメージとは裏腹に、
この滝沢登山口からの前半戦はなかなかの急登!
「最初からしっかり登らせてくれるじゃないか…!」と心の中でニヤリとしながら、
ぐんぐん高度を上げていきました。
06:15(開始1時間) 緑の森と、朝の強い光
登山口から黙々と登ること、約1時間。
周囲はまだブナや針葉樹の新緑が美しい森の中ですが、
ふと気がつくと足元にはぽつぽつと残雪が姿を現し始めました。

麓の新緑から、わずか1時間でこの雪景色。 標高が上がるにつれて季節が巻き戻っていくのを肌で感じられるのが、
5月登山の醍醐味です。ここからはチェーンスパイクの爪を雪に効かせ、
ザクッザクッと心地よい音を響かせながら、さらに高度を上げていきました。

足元が滑らない安心感もあり、ぐんぐんペースが上がります。
06:54 ついに樹林帯を突破!目の前に広がる白銀の稜線
樹林帯を抜けるとこの絶景!見上げる会津駒ヶ岳の稜線が目の前に。
ついに眩しい稜線エリアに飛び出しました! 目の前にどんと現れたのは、
たっぷりと残雪をまとった美しい山の斜面。抜けるような五月晴れの青空に向かって、白い雪原がどこまでも続いています。

眩しい白銀の斜面に見とれながら、一歩一歩登り進め、ふと立ち止まって後ろを振り返ってみました。
「……うわ、すごい。雲海だ!」

奮と感動を噛み締めながら、さらにその先にある念願のピーク(山頂)を目指して、
一歩ずつ雪を踏みしめていきました。

雲海に後ろ髪を引かれつつ、さらに広大な雪の斜面をトラバース気味に登っていきます。
一歩進むごとに、視界を遮るものが完全になくなり、空の青さがどんどん濃くなっていくのを感じます。
そして、ついに前方のなだらかな稜線が見えてきました!
07:10 雪原に佇む、憧れの「駒の小屋」に到着!
斜面を登りきると、先ほど見えていた赤い屋根が目の前に。
会津駒ヶ岳のシンボルでもある「駒の小屋」に到着しました!

小屋の入り口周辺やベンチは、まだ深い雪の中。 夏なら木道が通っている場所も、今は一面の真っ白な斜面になっています。
少し引いて見ると、青空の中に小屋と、その先にある雪の広場がぽつんと浮かんでいるかのような、不思議で美しい景色が広がっていました。

小屋の脇では、先客のハイカーが遠くの景色を指差して楽しんでいました。この圧倒的な開放感を前にしたら、誰だって心が躍ります。
さあ、ここまで来れば、念願の会津駒ヶ岳の山頂(ピーク)はもう目と鼻の先。
呼吸を整えいよいよ最後のビクトリーロードへと一歩を踏み出します!


見渡す限りの青空と白い雪原に包まれて、お馴染みのハム&マヨネーズをガブリ。
山頂へ続く白銀の斜面を目の前に、しっかりとエネルギーをチャージして、
いよいよラストのビクトリーロードへと向かいます。
新緑の木々の間を、一歩一歩踏みしめるように木道を登っていきます。

そして午前7時22分、ついに会津駒ヶ岳山頂(標高2,133m)に到着です!

深く味わいのある木製の山頂標識が、最高の青空に映えています。 標識の奥に目をやると、真っ白な雲海の向こうに、まだ雪をたっぷりと残した遠くの山々が綺麗に頭を出していました。
ここから中門岳へと続く稜線は、まさに今回のハイライト。夏の象徴である天空の木道は今、美しい大雪原となってどこまでも続いています。

どこまでも続く、青と白の極上ビクトリーロード。
湧き立つ雲海と眩しい太陽。圧倒的なスケール感に息をのみます。

ここからさらに奥にある中門岳へと向かいます。山頂標識のすぐ先にも「中門岳 2.2KM」の文字。
夏の象徴である天空の木道は今、美しい大雪原となってどこまでも続いています。 どこまでも続く、青と白の極上ビクトリーロード。
上を見上げれば眩しい太陽、横を向けばダイナミックに湧き立つ雲海。
この圧倒的なスケール感には息をのみます。 ただただ白い世界を贅沢に独り占めしながら進み、

中門岳まで行って戻ってくるまでの時間はまさに至福のひとときでした。
素晴らしい絶景をしっかりと目に焼き付け、
再度、頂上でエネルギー補給と休憩をとり下山を開始します。

午前8:00、大満足のまま山頂エリアを後にして下山を開始。
快調にペースを落とさず下っていきます。
少しずつガスが湧き立ち始めた雪の大斜面を、今度は下へと向かってガンガン下っていきます。
この時間になると、下からは登ってくる人がたくさん。

すれ違う登山客のみなさんと元気に挨拶を交わしながら、
快調なペースを維持したまま、一気に標高を落としていきました。
雪山エリアをあっという間に駆け抜けると、景色は一変して眩しいほどの新緑に包まれた木々の世界へ。
木漏れ日の中、よく整備された階段を一歩ずつ下っていきます。

10時前、15時間近くに及ぶ大満足の山行を終え、無事に滝沢登山口の駐車場へと帰着しました。

山頂エリアの白銀の世界から一変、帰りのルートは新緑のまばゆいトンネルが迎えてくれました。
木漏れ日が差し込む美しい緑に包まれながら、整備された階段を一歩一歩リズミカルに下っていきます。
そして10時前、心地よい疲労感とともに滝沢登山口の階段を下りきり、無事に駐車場へとゴールしました。

登山口のある檜枝岐村(ひのえまたむら)といえば、やっぱり外せないのが温泉です。
下山後は近くの温泉に立ち寄り、名湯に身を委ねて登山の疲れをじっくりと癒やしました。
今回訪れた「会津駒ヶ岳・中門岳」のポスターを見ると、
夏には一面が黄金色に輝く美しい高層湿原の世界が広がることが分かります。
この見事な草紅葉の絶景を目の当たりにできるベストな時期は、
例年9月下旬から10月上旬頃。次は秋のハイキングシーズンに、
あの木道をどこまでも歩きに再び訪れたいと思います。
めちゃくちゃ遠かったーーーーー
日本百名山制覇への道のりは、これでまた一歩前進
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NEXT:次なる頂へ——。




