新緑の平標山〜仙ノ倉山トレイル!天空の稜線

■ アクティビティデータ

  • 日付:2026年5月30日(土)
  • 距離:18.21 km
  • タイム:8時間17分47秒
  • 平均ペース:27:19 /km
  • 総上昇量:1,696 メートル
  • 消費カロリー:2,464 kcal

AM 5:00 澄み切った早朝の平標山登山口からスタート!

この時間はまだ駐車場にも余裕がありますが、人気の山域だけあって、

周りには同じように早朝出発を控えたハイカーやランナーたちの車がずらり。

見上げる空は雲ひとつない見事な快晴!5月も終わりになると、

朝5時の時点でこれだけ明るく、新緑の木々の緑が青空に美しく映えます。

早朝の山特有の、ひんやりとした澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込むと、

これから始まるタフなトレイルへのモチベーションがグッと高まります。

「今日は絶対にヤバい景色が見られるぞ」と、

スタート前から友人ともどもテンションは最高潮です。

登山口を出発して約45分。
樹林帯の急登をぐんぐんと登り、ふと後ろを振り返ると、一気に視界が開けました!

「うわ、苗場がもうあんなに小さく見える!」
「冬に滑っているゲレンデを、まさかこの角度から緑の姿で見下ろすなんて新鮮だなぁ」

森林限界突破!目の前に広がる大迫力の稜線トレイル

キツい樹林帯の登りをしばらく耐え忍び、一歩足を踏み出すと……

急に頭の上の木々が消え、視界が一気に180度開けました。

「うわあ、出たーー!!」

時刻はちょうど朝日が力強く昇ってきたところ。

逆光に照らされるトレイルを前に、友人の足取りも自然と力強くなります。

さっきまでの急登の疲れなんて、この景色を見た瞬間にどこかへ吹き飛んでしまいました。

これぞ、平標山トレランの真骨頂。 心地いい風を感じながら、

私たちはこの「天空の滑走路」へと意気揚々と駆け出していきました!

平標山の山頂がいよいよ目前に迫ってきました。

標高を上げるにつれ、景色はさらにその輝きを増していきます。

頭上には強烈な太陽の光、そして行く手には優美なカーブを描いてそびえる山頂への

ビクトリーロード。ここまで来ると疲れを感じるどころか、

五感が研ぎ澄まされていくような高揚感に包まれます。友人も思わず足を止め、

この絶景を噛み締めるように笑顔で振り返ります。

そして、さらに後ろを振り返ってみて大興奮!

平標山頂に到着!そして、さらに美しき仙ノ倉山への縦走路へ

界を遮るものが何もない、驚くほど広々とした贅沢な空間。

360度の大パノラマが広がり、遠くの稜線までクッキリと見渡せます。

地面に落ちる自分の影すらも、この最高の天気を祝福してくれているかのよう。

友人も、その圧倒的なスケール感の前に立ち尽くして景色に見入っていました。

しかし、私たちの冒険はここからが本番です。 目指すは、この先へと続く谷川連峰の最高峰「仙ノ倉山」。

目指す仙ノ倉山が前方でどっしりと私たちを迎え入れてくれています。

遮るものが一切ない開放的な稜線は、まさに「天空の滑走路」そのもの。

友人もこの極上のビジュアルに誘われるように、軽快な足取りで木道を進んでいきます。

ふと視線を横に向ければ、そこには言葉を失うほどの絶景が。

AM 8:00 谷川連峰最高峰・仙ノ倉山頂に到着!これぞ百名山の絶景

極上の木道トレイルを軽快に駆け抜け、午前8時ちょうど、ついに標高2,026mの

「仙ノ倉山」山頂に立ちました!

山頂は360度どこを見渡しても遮るもののない大パノラマ!

遠くにはまだ白い雪を残した越後や上信越の雄大な山並みがクッキリと広がっています。

早朝から登り始めた特権で、空気も驚くほど澄んでおり、

ここまで走ってきた疲れが一瞬で吹き飛ぶほどの爽快感です。

誰もいない静かな山頂で、友人とガッチリ握手を交わし、この最高の瞬間を喜び合いました。

当初の予定はここまで。しかし、その先に見えた「男前すぎるトレイル」

目の前に現れた険しくも美しい未知のトレイルを前に、ランナーとしての冒険心がウズウズと刺激され、

2人でしばらくの間、行くか戻るかのリアルな作戦会議。

吸い寄せられるように少しだけ先へ進んでその迫力を肌で味わってみることにしました。

友人と顔を見合わせ、「……よし、行けるところまで行ってみよう!」と満場一致で突撃を決定。

これまでの優美で穏やかな木道とはガラリと雰囲気を変えた、

鋭く切り立った尾根と、見るからに険しい激しいアップダウンが連続するダイナミックな山肌!

エビス大黒ノ頭へと続く、実に男前でスリリングなトレイルがどこまでも伸びていたのです。

しかし、そこから先はまさに別次元のサバイバルでした。

先ほどまでの穏やかな木道はどこへやら、剥き出しの岩場と、息が切れるような激しい急下りと急登の連続。

まさに「険しいアップダウン」という言葉がぴったりなタフなルートが次から次へと襲いかかってきます。

アスレチックのようなスリリングな尾根道を、友人と声を掛け合い、

息を切らしながら進むこと50分

9時30分 エビス大黒の頭

50分間の激しいアップダウンを繰り返した足にはしっかりとした疲労感がありますが、

それ以上に「当初の予定」を飛び越えて、仲間と未知の絶景を掴み取った興奮で胸がいっぱいです!

最高のご褒美タイム!極上の稜線を見下ろしながら来た道を引き返す

さあ、ここからはいよいよ、本当の折り返し。最高の満足感と共に、私たちは再びあの美しい稜線へと引き返していきました。

登りのときは息を切らして一歩ずつ踏み締めた階段も、

下りになれば最高のスピード感と爽快感へと姿を変えてくれます。

遠くの山脈を視界の端に捉えながら、初夏の心地よい風を全身に受けて駆け抜ける瞬間はまさにトレイルの醍醐味!

このカンカン照りの初夏の陽気の中で、木道のすぐ横に真っ白な雪の塊がドカンと残っていたのです!

これには友人も大興奮! 「うおっ、マジで雪じゃん!」と、

吸い寄せられるように木道を外れて残雪の元へ。

前かがみになって嬉しそうに雪の感触を確かめていました。

さっきまで「キツい、暑い」と言っていたはずなのに、

雪を前にすると一瞬で子供のような無邪気な笑顔に戻ってしまうのが山の魔法ですね。

照りつける太陽の暑さと、ひんやり冷たい残雪。

この2つが同時に味わえるのも、この季節の上越の山ならではの贅沢なご褒美でした。

13:23 登山口へ無事帰還!出し切った充実感の完全フィニッシュ

残雪でのひとときを楽しんだあとは、一気に標高を下げて下山ルートを駆け降りました。

終盤はさすがに足にも疲労が溜まってきましたが、

お互いに声を掛け合いながら一歩一歩確実にステップを刻んでいきます。

そして13時23分、ついにスタート地点である平標登山口の駐車場へと無事に帰還しました!

見上げれば、朝と変わらない抜けるようなスカイブルー。

しかし、自分たちの足であの遥か高みにある平標山、そして谷川連峰最高峰の仙ノ倉山、

さらにはその先の険しいアップダウンまでを制してきたという絶対的な充実感が、

いま体中に満ち溢れています。

シューズを脱ぎ、冷たい炭酸を喉に流し込んだあの瞬間の美味さは、

何物にも代えられません(笑)。

【総括】百名山にチャレンジしなければ、出会えなかった景色

今回の平標山・仙ノ倉山の縦走を終えて、改めて強く思ったことがあります。
それは、「日本百名山という目標に向かってチャレンジしていなければ、

一生出会うことのなかった景色がここにある」ということ。

漢字の読み方に苦戦しながらも(笑)、まだ見ぬ名峰と、そこにある誰も知らない絶景を求めて。

私たちの熱い挑戦は、これからもまだまだ続きます。

さあ、次はどちらへ? また一歩ずつ進んでいきましょう!

日本百名山制覇への道のりは、これでまた一歩前進

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NEXT:次なる頂へ——。

60歳で自転車世界一周へ。
この一杯が、次の一歩になります!!