Vol.86 輪島(黒島)〜七尾市!能登半島一周サイクリング最終章

ノトイチ(能登半島一周サイクリング)もいよいよ最終日!
3日目は門前町黒島を出発し、
志賀町を経てゴールの七尾市を目指す約70kmのルートを駆け抜けます。
【Day3 走行データ】
・走行距離:70.11 km
・タイム:5:01:17
・平均速度:14.0 km/h
・総上昇量:578 m
・消費カロリー:1,490 kcal

朝6時の卵かけご飯でエネルギーチャージ!ノトイチ最終日スタート
ノトイチ3日目の朝は早い。宿の朝食は朝6時からスタートです。
炊きたてのあつあつ白飯に、濃厚な生卵を落とした卵かけご飯とお味噌汁。
シンプルだからこそ体に染みわたる朝食を大急ぎで胃袋へ駆け込み、本日の走りに向けたエネルギーチャージは完了!

お世話になった宿をあとにし愛車に跨がると、
清々しい朝日と冷んやりとした朝の空気が迎えてくれました。
「天領黒島」の看板前で記念撮影を済ませ、いよいよ最終日のペダルを踏み出します!

黒島を出発し、志賀町を目指して海岸線と田園地帯を南へと走り出します。

朝の光が差し込む沿道には、見事な段々畑(棚田)や鮮やかな緑の稲穂がどこまでも広がっていました。
青空の下、心地よい風を感じながらペダルを漕ぎ進める時間はまさに至福。

途中、「いしかわ里海めぐりルート」の青い看板を確認しつつ、
のどかな里山風景の中を軽快に駆け抜けていきます!

志賀町の名所「世界一長いベンチ」で絶景おやつタイム!

志賀町に入り、増穂浦海岸にある名所「世界一長いベンチ」に到着しました!
全長460.9メートルもあるロングベンチが海岸線に沿ってどこまでも続いており、
そのスケール感には思わず圧倒されます。
ポケモンの「ポケふた」看板や愛車とともに記念撮影。

海を見渡せるベンチに腰掛け、冷たい麦茶と甘い菓子パンでひと休み。
日本海の爽やかな潮風を感じながら、至福の補給タイムを過ごしました。
たっぷりエネルギーを充電して、さらに南へと走り続けます!
能登金剛エリアの海岸線を進むと、息をのむほど美しいロケーションが広がります。

澄み渡るエメラルドグリーンの海と断崖絶壁、沖を行く船……どこを切り取っても絵になる絶景に思わず自転車を止めて見入ってしまいました。
途中、工事による通行止めの看板が現れるハプニングもありましたが、焦らず迂回路へ。
すぐに元のコースへと戻ることができ、一安心です。

沿道を進んでいくと、「志賀原子力発電所」の大きな看板が現れました。

目の前にそびえる重厚な施設や警備の厳重さを間近にすると、
その圧倒的な存在感に思わず足が止まります。
東日本大震災や近年の能登での出来事も含め、
エネルギーやインフラのあり方についてふと考えさせられる瞬間でした。
旅の途中で出会うこうした施設も、その地域の現実や歴史を実感させてくれる大切な景色の一部です。
ノトイチ完走!感動のゴール達成!
そして午前11時10分、ついにゴール地点であるJR七尾駅に到着しました!
これで能登半島一周「ノトイチ」完走、無事にコンプリートです!
美しい絶景あり、美味しいグルメあり、思わぬ通行止めのハプニングありと、
能登の魅力と旅の醍醐味がぎゅっと詰まった素晴らしい3日間でした。
相棒の自転車とともに走り切った達成感は言葉になりません。
七尾駅に無事ゴールしたものの、最後にして最大の壁となったのが「昼食調達」でした。

お盆時期ということもあり、狙っていたお店がお休みだったり大混雑だったりと、
すんなりとは食事にありつけず……。
それでも何とかカレーを味わい、
さらにテイクアウトで「のどぐろ」や「大トロ」が入った超豪華なお寿司パック(1,800円!)をGET!
ベンチに腰掛けて味わう高級寿司は、走り切った身体に染み渡る最高の味覚でした。

食事探しには少々苦労しましたが、これもまたお盆の時期に走ったからこその良い旅の思い出です!
【ノトイチ完走総括】走り抜けた270km — 今、能登の風になって見えたもの
長年憧れ続け、行くべきか悩み抜いた末に踏み出した能登半島一周(ノトイチ)。
結果として、恵まれた天候にも後押しされ、
最高の3日間を無事に走り切ることができました。
【自転車乗り目線で見る『今の能登』リアルデータ】
- 道路状況: 懸念していた路面は、わずか200mほどの未舗装区間があった程度。ほぼ全線にわたってストレスなく軽快に走行可能でした。
- 補給・自販機: ドリンク類は沿道の自動販売機が非常に充実しており、熱中症対策も含め何不自由なく手に入ります。
- 宿・食事: 営業店舗が限られるため、宿泊施設の事前確保は必須。食事処の確保には苦労しましたが、コンビニを賢く活用することで十分にリカバリーできました。
- ライド設計: 普段のロングライド(1日125〜150km)よりも意図的にペースを落とし、1日100km前後に設定。適度なアップダウンが続くため、結果として体力的にも絶妙で安全なライドプランとなりました。
何より一番心に刻まれたのは、復興へと向かい、前を向いて逞しく生きる能登の人々の姿でした。
その力強いエネルギーに何度も胸を打たれ、背中を押される瞬間がありました。
終始アドレナリンが溢れ出し、一秒たりとも忘れることのできない感動の連続。
「今、走りに行って本当によかった」——心からそう思える、最高のノトイチでした!
日本横断一筆書き 合計 走行距離 10,270キロ




