霧の武尊山へ!連続鎖場と超スリッピーな激下り…最後は衝撃の混浴温泉!?

早朝5:20スタート!静寂と霧に包まれた登山口
日本百名山24座目となる「武尊山(ほたかやま)」!
時刻は早朝5時20分。あたりはまだ薄暗く、霧が深く立ち込めて神秘的な雰囲気です。
秋の気配を感じる木々を見上げながら、
まずはウォーミングアップの気持ちで足を前へと出していきます。

駐車場に停まっている車は8台ほど。静かな空気の中でしっかりと準備を整え、
山頂での晴天を祈りつつ歩き始めます!
30分の林道歩きから本格トレイルへ
スタートから約30分、ウォーミングアップがてら平坦な林道を歩くと、
手小屋沢避難小屋経由の標識が現れました。
山頂までは3.7km / 標高差850m。ここから一気に本格的な登山道へと入っていきます!

林道から一転して傾斜が増し、落ち葉が敷き詰められた登山道は濡れてしっとりとしています。
息が少しずつ上がり始め、自分のペースで一歩一歩のペースを作っていきます。
木々の間から差し込むかすかな光を道標に足元をしっかり確かめながら高度を稼いでいきました。
最初のピーク&怒涛の連続鎖場

さらに30分ほど登り、手小屋沢避難小屋分岐のある最初のピークへ到達。
ここから終盤にかけて、4つも5つもある連続鎖場エリアへと突入します!
濡れた岩肌と垂直に近い岩壁。
手足をしっかり連動させ、三点支持を意識しながら一歩一歩慎重に登り詰めていきます。
見上げるほどの高度感に息を呑みつつも、
集中力を途切れさせずにホールドを一つひとつ攻略していきます。
鎖場を一つ越えるたびに達成感が湧き上がり、
全身の筋肉をフルに使って登る感覚がたまらなくスリリングでした。
鎖場その1

鎖場その2

鎖場その3

幻想的な薄日と待望の山頂到達(7:24)

途中、ガスの中に一瞬だけ薄日が差し込む幻想的な場面も。「晴れてくれ!」と願いながら登り続け、

7時24分、ついに武尊山山頂(標高2,158.3m)に到着しました!
霧の向こうに山頂標識が見えた瞬間、思わず「着いた!」
と声が出そうになるほどの嬉しさがこみ上げます。

達成感に浸りながら24座目の山頂標識にそっと手を触れ、
無事にたどり着けた喜びをかみしめました。
視界こそ真っ白なものの、霧が作る幻想的な世界観は、
静かな山歩きを好む自分にとって特別なご褒美です。
山頂では持参したおにぎりで20分ほどの至福の朝食休憩。
静けさの中で食べるおにぎりの塩気が体に染み渡ります。

剣ヶ峰山へ縦走!一瞬の稜線美と一期一会の出会い

エネルギー補給後、剣ヶ峰山(2,020m)を目指して縦走へ。
道中、奇跡的に一瞬だけ雲が切れ、雲海の上に浮かび上がるダイナミックな稜線姿が現れました!
これだから山登りはやめられません。
やっぱり山の神様は、諦めずに歩き続けた登山者にちょっとしたサプライズを用意してくれていますね。

剣ヶ峰山では、川場ルートから来られたソロの男性登山者と遭遇。
この日初めて他の登山者とお会いし、3分ほどお互いのコース状況などを情報交換。
霧の山中での温かい交流に元気をいただきました。

警告看板と「超スリッピー」な激下り


下りは宝台樹キャンプ場・裏見の滝方面へ。 途中にあった警察の「重傷事故多発!」の看板通り、
足元は泥と木の根でツルツルに滑る超スリッピー状態!
気を付けていても何度も足をとられて転倒してしまいましたが、
怪我がないようアドレナリン全開・全集中で下っていきます。
下りだからと油断すると一瞬で足をすくわれるため、
常に重心を低く保ちながら慎重にステップを踏みます。
ズボンに泥がつきながらも「絶対に転んで怪我だけはしない」と心に誓い、
一歩一歩を丁寧にクリアしていきます。 お尻をついて安全にやり過ごす場面もありつつ、
まるで極上のアスレチックに挑んでいるような集中状態でした。

沢を3つ4つと慎重に渡り切り、
9時43分、無事にスタート地点近くの武尊神社へと下山できました。

早出早着の恩恵と、まさかの衝撃温泉

駐車場へ戻ると、朝8台だった車は15台に増加。早朝スタートのおかげで混雑を避け、
ゆとりを持って行動できたのを実感しました。 静かな山を独占できるだけでなく、
下山後の時間もたっぷり使えるのが早出早着の最大のメリットです。
無事に帰ってきた安堵感と心地よい体の疲労感に包まれながら、泥で汚れた靴とウェアを片付けます。
車に荷物を積み込みながら、頭の中は早く温かい温泉に入って汗と泥をさっぱり流すことでいっぱいでした。
下山後は汗と泥を流すべく、水上にある「仏岩温泉 きむら苑」へ!
源泉かけ流しの湯を堪能しようと暖簾をくぐったのですが……なんと露天風呂が混浴!

湯船には女性のお客さんが3名ほど、さらにカップルや「フェイク……?」
と思わず二度見してしまうようなちょっと不思議な雰囲気の方まで(笑)。
まさかの混浴に、湯船に浸かっている間はもう目のやり場にめちゃくちゃ困りました(笑)。
脱衣所から一歩足を踏み入れた瞬間のあの独特な緊張感は、
一生忘れられないインパクトがあります(笑)。 「どこを見ればいいんだ…」と平静を装いつつ、
ひたすら遠くの山の木々をじっと見つめて過ごしました。
とはいえ、湯船に浸かると源泉の良さが全身に染み渡り、
スリッピーな下りで強張っていた身体がほどけていくのを感じました。
【山行まとめ】

- 登頂日:2026年10月4日
- 登頂座数:日本百名山 24座目
- コース:武尊神社〜手小屋沢避難小屋分岐〜武尊山〜剣ヶ峰山〜武尊神社(周回)
- タイム:5:20スタート ➔ 7:24武尊山山頂 ➔ 9:43武尊神社帰着(約4時間20分)
- 立ち寄り湯:仏岩温泉 きむら苑(混浴露天風呂)
スリリングな鎖場にスリッピーな激下り、そして温泉での予期せぬドラマまで、
24座目にふさわしい濃密で最高に面白い山行となりました。 危険な難所続きだったからこそ、
無事に怪我なく下山できたことへの感謝と達成感はひとしおです。
自然の厳しさと温もり、そして予期せぬ面白エピソードまで詰まった、記憶に残る1日になりました。
今回も安全に怪我なく歩き切れたことに感謝!
25座目の百名山を目指して、また準備を進めていきます!




